日々精進。第八期

2001年11月20日放送ROUND58〜2002年1月8日ROUND64

ROUND58:傷心
11/20(火)

宮田:『頼むぜ。完全な――いや、それ以上の形で復活してくれよな。
でなきゃ、楽しみが減っちまう。』
一歩:『いい試合ができればそれでいいと思っていたけど、確かに、みんな誉めてくれたけど……
喜んでもらいたかった。やっぱり、勝ちたかった――勝ちたかった――。』
えー、大ニュースです。かの宮田一郎氏が帰ってまいりましたよ!日本へ!!
しかも一歩の試合を見に来ていましたよ!!しかも去りぎわにライバルの
復活を心待ちにしている、最高にいかしたセリフを残していきましたよ!!
くーーーたまんないです。

さて、一歩の敗北のショックはやはりかなりの重みがありました。
最初のうちはしょうがない、やれるだけやったと、心に整理をつけようと
していた一歩でしたが、久美ちゃんとのデートの後、後楽園を歩くうちに、
やっぱり勝ちたかったと言う後悔の念が押し寄せてきました。

前回予告を見て、この表情は何かを吹っ切ったものかと勘違いしましたが、
全然違いましたね(^_^;)一歩の悔しさ、やるせなさが出ていた表情でした。
傷心のまま、次週へ続きます……。

ROUND59:決意のまなざし
11/27(火)

一歩:『悔しい……!いじめられていた頃には、こんな気持ちはなかった。
初めて胸を張って好きだと言えるものを見つけて、自信を持てるようになって。
気持ちだけは誰にも負けないって思ってたのに!それなのに…それなのに…くっそォォォ!!!』
一歩:「正直言って、誤魔化せないよね。好きで続けて、今でも好きだから、 誤魔化せないよ。
やっぱり悔しいよ!このまま終わりたくないよ!
――あ、だからその、また心配をかけると思うんだけど…」

母:「ああ、いいよいいよ。男がそう言い出したら聞きゃあしないって
よく知ってるつもりだよ。気の済むまでやんなさい。」
宮田:「怒らせないほうがいいなァ。この男、間違いなくアンタより強いよ。――行こうぜ。」

一歩:『かっこいい〜〜〜』
宮田:「やけに詳しいんだな。」

一歩:「えへ。そりゃあもう!宮田君の情報は見逃さないよ!全部チェックチェックゥ★」

一歩:「ああ〜待ってよ。宮田くんどうしたの?宮田君、宮田君〜」
一歩の悔しさが爆発しました。鷹村さんの部屋で、自分のビデオを見て、 悔しがる一歩。
一歩の自信が、崩されたわけです。

忘れたくても、消したくても、決してなくなりはしない、それが敗北。
畳のシミで、絶妙にそれを表現していたと思います。これを乗り越えて、 また人は強くなれる。

お母さんはほんとにいいお母さんですよね。男の意地ってやつですか、
それを分かった上で、背中を押してくれる。
温かく見守る事の難しさもまた、母の愛で包み込んでしまう。
息子の夢は、母の夢でもあるのかな。

さて、宮田と一歩の絡みです。久々です!!管理人はこの日を待っておりました!!!!
しかも宮田が王子様度UP!です。髪の毛かきあげて上のセリフのたまってます。
めちゃ度アップで。ぎゃーー私には見える!きらきらと画面から振りまかれる
宮田スターが!!ま・まぶすぃー〜〜(まぶしい)vv

一歩は一歩で、宮田君にじゃれるじゃれる。かわいいじゃないか!
宮田情報は逃さない。まるでストーカーだね★今流行りだから良し!
そこで宮田がすかさず早足で逃げ去るようなシーンがありますが、
あれはね、照れ隠しです。絶対顔はにやけています。心は踊っています。 私が断言します。

ヴォルグと千堂さんの試合を二人して仲良く観戦。おっと、萌え萌えしている 場合ではない、
こんな大変な勝負がいつのまにか始まっていました。 どっちも特性を持っていて、お互いゆずらない。
ベルトを手にするのは果たしてどちらか?
でも、あの展開から行くと先が読めますよね……いまんとこヴォルグ優勢ですが……
ま、これは来週のお楽しみと言うことで。
来週もいっぱい宮田がしゃべりますように。一歩と絡みますように。

あ、でも予告ではなんだかヴォルグが……一歩の涙の意味は??気になりながら次週へ!!

ROUND60:ライバル
12/4(火)

ヴォルグ:『ボクシングが好きだ…それだけで僕はどこでだって戦える!!』
ヴォルグ:『終わるわけにはいかない……終わるわけにはいかないんだ!!』
千堂:「待ちぃや。こないぼこぼこにされて勝った気がせん。ベルトはわいが一時預かっとく。
おんどれの挑戦が最優先や。次はすっきりカタつけたるわ!」

ヴォルグ:「次……か。」
会長:「ヴォルグ自身分かっておったはずじゃ。プロのリングでたった5戦しかしておらんが、
その全てに背水の陣で臨んでおったのじゃ。
ヴォルグのファイトは、だからこそ光っておった……!!」
鷹村:「うるせぇ!お前のものは俺のもの、俺のものは俺のものだぁ!!」

木村:「なんだそりゃ。」
ヴォルグ:「仕方ない。ケッカ全ての世界だから。
僕、プロのリングで通用しなかった。それだけのこと。」

一歩:「そ・そんなことない!そんなことないです。ヴォルグさんは強かった。
どの試合も強くて、素晴らしくて。」

ヴォルグ:「正直、クイ残っています。夢持ってこの国来て、何もできなかった。とてもザンネン。」

一歩:「ヴォルグさん……」

ヴォルグ:「でも、同情いらない。祖国に持ち帰る物、何もないわけじゃない。」

一歩:「え」

ヴォルグ:「プロボクシングの厳しさ知った。楽しさを知った。
ボクシングをする意味、知ることできた。君に、カンシャしています。」

一歩:「え、僕に?」

ヴォルグ:「祖国に帰ったら、君に教わったこと、後輩に伝えていきたい。
そして自慢する。僕、日本で強いボクサーと戦ってきたと。」

(ヴォルグ、左拳を一歩の顔前で寸止め)

ヴォルグ:「イッポ・マクノウチという、素晴らしいファイターと戦ってきた、とね。

一歩:「そんな……」

(BGM『夕空の紙飛行機』)

ヴォルグ:「その時はチャンピオンでいてほしい。日本じゃなく、もっとスケールの大きな。」

一歩:『日本じゃない。』

ヴォルグ:「約束できなくていいです。今は。」

ラムダコーチ:「ヴォルグ」

ヴォルグ:「ジカン。行かなくては。もう、古くなったけど。君に、持っていてほしい。」

一歩:「あ…」

ヴォルグ:「長くいるつもりだったから一生ケンメイ日本語覚えた。
祖国戻ったら2度と使うことはないでしょう。だから、これ、僕の最後の日本語。
……マクノウチ…………さようなら。」

(空港の外。飛んで行く飛行機。見上げる一歩。)

一歩:『僕も忘れません。ヴォルグさんのこと…
ヴォルグさんと戦ったことを…絶対、忘れません。』
ヴォルグ対千堂戦、ベルトをかけたこの戦いは、最後まで戦い抜いた二人
を運命がもてあそんだような、そんな結果に終わりました。
本当に、互角だった。パワーの千堂と、技のヴォルグと。
運命のいたずらが、ヴォルグの足を滑らせたせいで、 10R判定により、千堂が勝者になりました。

いつもぎりぎりで戦っていたヴォルグは、千堂コールの嵐の中でも、 決してあきらめなかった。
むしろ実力以上に力を発揮していたはず。 素晴らしいファイトでありました。

まずは、千堂さん、フェザー級王者の座、おめでとう。

ヴォルグのファイトが一戦一戦光っていたのは、こう言う理由があったからなんですね。
結果が出せなければ、祖国へ強制送還。もちろんプロというものはお客を呼ぶのが仕事でもあるわけで、
それができなければ契約を打ち切られるのは当然のこと。
それでも、ここまで戦える人間を切らなければいけないとは何たること。
音羽は金ないんでしょうか(鋭)。責任者出せ〜このやろ〜。
てな具合にショックが怒りにまで到達しております。ええ、かなりショックの淵です、私。

今回のさりげないツボ。
ヴォルグを追っかけるために鷹村さんがお金を差し出した。青木の財布から。
ジャイアニズムがこんなところで活用されるとは……。いや、これからは マモリズムとでも呼ぶべきか(笑)。

さて、空港までなんとか駆けつけた一歩。
この別れのシーンなんですが、どうにも途中で切るのが忍びなく、全てを 書いてしまいました……。
だって、これひとくくりで名シーンだと思うから。 長くなってごめんなさい。
でも、あのシーンを繰り返し繰り返し思い出してみてください。かみ締めてください。
一歩へ、夢を託したんです。ヴォルグは。その古くなったグローブとともに。
これは泣かずには見ていられないシーンです。一歩に最後の日本語で、さようならというときの、
あの「溜め」は、ボクシングへの未練をきっぱりと立ち切る為のものでした。
森川さんが最高の演技で演じられています。もう、文句つけようがありません。
演出が最高に良かったです。

唯一残念なのは、こんな回に限って少し作画がやばかったこと……。
しかしあれぐらいは目をつぶらなくてはなりませんよね……テレビアニメですもん……。

先週は宮田宮田でしたが、今回は完全にヴォルグに持って行かれました。
心を。(爆)サヨナラ、ヴォルグ。ロシアに帰っても、元気でいてね。

さあ、一歩はヴォルグの期待も背負って、次なる挑戦へ!!

ROUND61:再起への不安
12/11(火)

一歩:『また……負けるのか?嫌だ!あんな思いはもう嫌だ!!絶対、勝つんだ!!』
会長:「最終的な理想は……打たれる前に打つ!」
ええと、今回の作画は一歩史上にも残るものすごい崩れ方をしていたと思うのは私だけでしょうか。
宮田が宮田じゃなかったカットがあったんですが。お・おそろしいーーー。
あと、レフェリーがかくかく動いてました。すごかったです、とにかく。

負けたくない。もう、2度と。そんな一歩の決意が、いつになく練習に 力をこめています。
会長が過労で倒れ、その決意も更に強固に。 いつも自分なりのアプローチの仕方をしていく一歩ですが、
今回は攻めながら守り、守りながら攻める手段を探し始めました。
なんて難しそうな。でも一歩ならきっと見つけるんでしょう。

あと、会長のこの強気な言葉。打たれる前に打つ!そんな事できたら最強だ。
さてさて、一歩の対戦相手は……ぽんちゃい?なんだか可愛らしい名前ですが、きっと強いのでしょう。

ROUND62:復活
12/18(火)

青木:『俺には守るモンがあるんだァァ!』
鷹村:「可哀想だからお前らは応援するなぁ!」
一歩:『この五ヵ月で、周りはずいぶん変わったけど……やっぱりホールのこの雰囲気は最高だ。』
一歩:『あの目…何が何でも勝つんだという決意が伝わってくる。
あれは、 あの人達と同じ種類の目だ。』
一歩:「大丈夫です会長。」

会長:「ん?大丈夫?」

一歩:「次のラウンドで倒してきますから。」
千堂:「幕之内!おのれには借りがあるよってに、必ず倒す!!男と男の勝負や!!」

一歩:「や・やりましょう千堂さん。」
一歩:『帰ってきた…やっぱり、勝ってこの道を帰るのは最高だ…最高だ!』
一歩の再起戦は、見事勝利に終わりました。いやはや、勝って何より。

前半は青木と木村の対照的な試合から。どちらも勝ってよかったと言えば良かったんですが、
あまりにも木村さんが哀れでなりませんでした。 そこそこかっこいいのに、
どうしてああももてないんでしょうねェ。 鷹村さんの同情すらも誘った木村の不幸っぷりは、
いつまで続く事やら(一生でしょうな)。

さて、ポンチャイというタイ人さんとの戦いです。やけに甘いマスクで 参りますね。
ボクサーってみんなあんなかっこいいのかい?(笑)
一歩はただただぼろぼろになる戦いが多かったですが、今回は 守りながら攻めるの練習をしたせいか、
ダメージとしては大きなあたりもなく、 うまく防御しながら例のテンプシーロールで決定打を打ちこみました。

千堂の宣戦布告も受けて、一歩はまた、チャンピオンへの道 を昇り詰めていきます。

ROUND63:炎の青春
12/25(火)


ビデオどり失敗のためオヤスミ……です。

ROUND64:熱中時代
1/8(火)

木村:「ガラじゃねぇけど……なんかこう……ドキドキするよなぁ?」
鷹村:「てめェ!チンポいじってたあの頃に逆戻りしてェのかァ!!」

木村:「チンポいじってたのは俺じゃねェ!青木だァ!!」
木村:『いつ以来だろう。人に頭を下げたのは。ツッパって、いつも人を見下して、
それでいいと思ってた。まともに卒業できるとは思ってなかったけど、
成人して、久しぶりに仲間に会って、「俺も落ち着いたよ」なんて決まりのセリフ吐いて、
結構平凡にやってたかもしれねぇ。あのままだったらきっとそうなってたよ。
――そうだよ。どうせ平凡なレール乗っちまうからって、諦めてメチャクチャやってたんだよ。
なァ、青木。』
木村:『もう、辞められないよな。俺たち。辞められないよな、ボクシング!』
青木:『言おうか、言うもんか。』

青木・木村:『ありがとう、なんて。』
青木:「いつかその天狗の鼻へし折ってやるからな!」

木村:「その横っ面に一発入れるまでおさまんねェ!」

青木:「それまでボクシングやめねーぞ!」

木村:「首洗って待っていやがれ!」

鷹村:「フン」

青木・木村:「鷹村さんよ。」
ドキドキするよなぁ、てことで、久々の一歩です。ウウウ、先週取りのがしたのはイタタでした(^_^;)。
だってもろに続いてるし。後編だし。暴れる木村さんや青木さんを見たかったです。

鷹村さんに仕返しをするために、ジムに乗り込んだ木村・青木両名でしたが、
すったもんだするうちに、ボクシングの面白さにはまり込んでゆきます。
打倒鷹村、そんな目標があったからこそ、二人はがむしゃらに強さを求めて練習を積んだわけです。
いつのまにか、鷹村さんを倒すため、ではなく自分のためにボクシングをするようになった二人。
そんな二人にデビュー戦の日が訪れました。いざ後楽園のリングに上がると、
そのまぶしさに目がくらみ、我を忘れてしまった木村。
自分のボクシングがまったくできず、あっさりダウンをしてしまう。
そこへ鷹村さんの活が入りました。上に挙げたとおり、非常にお下品なものです。
そして会場中が静まり返りました(笑)。さすが漢鷹村。
あのセリフで正気を取り戻した木村さんは、見事に練習の成果を出し、KO勝利。
続いて青木さんもKO。そのシーンにかぶせて、木村さんの長台詞が入ります。
木村さんの勝利後の涙はぐっときましたね。セリフにも出ているとおり、
漠然とした不安を未来に抱いていた二人が、自分で自分の道を切り開いたわけです。そりゃ感動もしますよね。

こんな風にボクシングに出会えて、今の自分がいる。それは考えてみれば、全て鷹村さんがいたから。
鷹村さんの、おかげ。でもそんなこと認めたくない。なんだか若くて可愛いですね〜。
最後に「鷹村」から「鷹村さん」に呼び方が変わったところが、うーん、さすが。
うまい!と思いました。こんな馴れ初めがあって、今の二人の先輩がいるんですね。いやー、人に歴史あり。

さて、宮田君が。宮田君が。宮田君がァァァァ!!!(発狂)ミニマムっすよ!
プチ宮田ですよ!!!も・萌え〜〜〜!木村や青木を平気で使いっぱにする とこがまた、小さくても宮田です。
鷹村さんと何やら仲良さげなのもほほえましい。タオル持ってってルヨ、君は彼女かオイ!(爆)
もうたまらないです、宮田スキーとしては。
ほんと、前回の分が見たかったです。これほど悔しい事ないです。うう。


第一期へ 第二期へ 第三期へ 第四期へ
第五期へ 第六期へ 第七期へ 第九期へ
日々精進トップへ トップページへ