日々精進。第二期

2000年12月26日放送ROUND13〜2001年4月17日ROUND28

ROUND13:開幕、東日本新人王戦
12/26(火)

尾妻:「ファミリーのため戦いたい。」
一歩:「宮田君と戦えるのは決勝……それまでは絶対勝つ!!」
試合前のそれぞれの思い、といった回でしょうか、今回は。
トーナメントの組み合わせも決まり、一歩の相手は黒人ジェイソン尾妻 と判明。
ところがそんなごつい名前とは似ても似つかぬ優しい心の持ち主、 それがジェイソンでした。
上の台詞は自分を慕ってくれる日本の家族を思ってでてきた言葉。
なんだか天涯孤独な彼のこの決意はかなり心にきました。
もちろん一歩に勝ってほしい。でもジェイソンにも負けてほしくない。
なかなか次週の一回戦はつらい試合になりそうです……

ROUND14:強腕!フックVSアッパー!
1/9(火)

一歩:「いえす、いえーす。マイネームイズイッポ、ファーストステップ、セカンドステップのイッポ!
えへえへえへ…
会長:「お前のパンチはそれぐらい驚異的なんじゃ。
自身をもて。堂々と撃ち合え!尾妻のフックと相打ちをすれば無論お前も深手を負うじゃろう。
だが、危険を恐れていてはボクサーはつとまらんぞ!」
この回の前半はなんといってもフックとアッパーのかわしあいが見所でした。
ぶんぶん風を切りながらお互いの強腕を振るう両者。
観客もその度にどよめき、その威力を音で見事に表現していました。
引き続いて後半では今度はカウンターの打ち合い。どんなにつらくても、自分は効いてないと言い聞かせる精神力の勝負。

さて、取り上げた台詞一つ目は一歩が尾妻に自己紹介する場面。
なにやら面白かったのでここに残しておこうと。変なところで緊張感に欠ける一歩です。

二つ目は会長が試合中に一歩に言い聞かせるシーン。なかなか迫力がありました。
さぁ!次週いよいよ第一回戦の決着がつく!!

ROUND15:我慢くらべ
1/16(火)

一歩:「あ・あの…。あの、ありがとうございました。」

尾妻:「幕ノ内のパンチ、very strong。必ず新人王になってください。」
一歩:「勝ったんだ……僕が勝ったんだ……一回戦突破だ…やったぁぁぁぁ…!!」
この回、実はテスト中で切羽詰っていた時期だったので、すっかりビデオセットを忘れていて
最後の5分ぐらいしか見ることが出来なかったという情けない結果に終わったものです。
それでも最後の最後で何とか勝ったんだということは分かりました。悔しいです。死闘が見たかったのに…。

台詞もその最後の部分から抜粋。とってもいい試合だったんだなってことがよくわかります。
バックに流れるEDテーマもいい味出していました。勝利をかみ締める一歩の喜びが眩しくてしょうがなかったです。
オメデトウ、一歩。

ROUND16:激戦の予感
1/23(火)

観客A(女):「きゃーvv宮田くーんvv」
観客B(女):「顔打たれないでね〜。」

宮田:「まだまだ…いいのを2,3発食らっちゃったよ。それが致命傷になる相手もいるからね…。」

木村:「速水だとぉ!?4回戦のくせにガウンとは500万年早ぇぞぉ!?」

青木:「女に囲まれて当然だって顔しやがって…俺はこうゆうやつが一番許せねぇんだ!!」

鷹村:「ミドル級へいらっしゃ〜い。かわいがってあげるよ〜ん。」

今回は一歩がライバルの姿を見て闘志を燃やす回、とでも言いますか。
我が愛しの宮田君の活躍がのっけから見られて幸せいっぱいです。
強くなったねぇ…イチロー君…。(宮田の名前は一郎です)

一つ目の台詞は単なる客席の声援です。
というか、まんま私の台詞といってもいいので載せてみました。

二つ目はもちろん宮田君の台詞。だれを意識しての台詞かは…言わずもがなでしょう。

三つ目は3バカ(撲殺)3人の先輩方の速水への罵詈雑言。
なんだかこんなときに妙に息の合うこのお三方がほほえましいです。たしかに速水もかっこいい。
だがあのパンチ…あれはどう見たってペガサス流星拳……。(ショットガンと呼ばれているらしい)

ここでちらりと一歩の次の対戦相手、小橋が出てきています。
これがなかなかの曲者…一見弱そうな裏に見え隠れする不気味さ…。
新人王戦2回戦、見逃せません。

ROUND17:イッポ・オン・ザ・ビーチ
1/30(火)

一歩:『宮田君…?あ…待って、待ってぇぇぇ〜〜〜』

一歩:「夢かぁ…。こうしてるあいだにも僕より強い人がもっともっと強くなってるんだ…練習しなきゃ…。」

鷹村:「だから木村ごときの足でかわされるのよ。」

木村:「……ごとき……。」

鷹村;「俺様の目標はただひとつ、世界チャンピオンだ。」

一歩:「僕も狙うぞ、新人王!」

鷹村のタイトル戦のための強化合宿に同行する木村・青木・一歩。
海に繰り出す先輩たちに荷物番を言いつけられれて、ビーチで眠ってしまった一歩が見た夢。
リングの上にいる自分、目の前には速水。
振り返るとそこには宮田がいて、一歩に冷たい視線を投げかけ、背を向けていってしまう。
そんなシーンの台詞が一つ目です。宮田君に置いてかれる一歩の切なそうな声が妙にツボにきました(邪)。

二つ目はギャグです。鷹村の容赦ない評価にかたまる木村がなにやら可愛かったです。
また藤原さんの演技がはまっててグッド。

三つ目は鷹村さんの豪語。そんなとんでもない台詞も実現しそうな風に聞こえるからすごい。
大雑把でどうしようもない無神経な人だけど、鷹村は大物。そんな言葉が似合う。
合宿でも一歩の弱点を見抜き、的確に指導する姿なんて立派な先輩ボクサーではないですか。

なんというか、この先輩たちがいてほんとによかったね、一歩。
鷹村・木村の株が私の中でかなりUPした回でした。(青木は…?)

ROUND18:クリンチ
2/6(火)

小橋:「幕ノ内君、僕には派手なパンチも目を見張るテクもないけど、
それでもボクシングってのは何があるか分からないよ。」


とうとう新人王戦2回戦です。相手は小橋。なんと一歩のジムに偵察に来ていました。
地味な感じのボクサーで、一見一歩の敵では内容に思われますが、上の台詞に現れるようになにやら不気味な感じです。
試合が始まって、その予感は的中。どうやら一歩の様子がおかしい…。
ペースを乱すな、自分のボクシングで挑め!!一歩!!

小橋君は少し一歩と絵がかぶってる気がします。
一瞬どっちがどっちだか分からなくなるというか。髪型が…似てるせいでしょうか??
一歩はこのピンチ、どう切り抜けるのか。次週に期待。

ROUND19:KOの夢
2/13(火)

小橋:「馬鹿ですよね、僕。最初の計画どおりにしていれば勝てたかもしれないのに。
わかってたのになぁ。 まともに打ち合っちゃ、勝ち目はないってわかってたのに……。
あんまりいいのが決まったもんだから、夢見ちゃいましたよ……。」

安田:「夢か…最終ラウンドのあのワン・ツーは見事だったからなぁ。」

小橋:「安田さん…」

安田:「いいじゃないか、いい夢なら何度も見ようじゃないか。」

小橋:「安田さん…」

安田:「いつか現実になるのが楽しみだよ。」

小橋:「がんばります…がんばります…」

一歩:「立てーー!!鷹村さーーん!!負けちゃやだよぉ!!」

鷹村:「俺様が負けるとでも思ってるのかよォ!この馬鹿野郎がぁぁ!!」

小橋戦に決着がつきました。4Rぎりぎりいっぱいの辛戦。
これは一歩の見事なる活躍、という訳ではなく…
小橋にほんの少し見えてしまった「KOの夢」が招いた結果でした。
もちろん勝負の世界ですから、そんな心の微妙なゆれまでも実力の内に入るでしょう。
計画どおりにやっていれば勝てた試合で犯してしまった小橋のミス。
けれど、それを乗り越えたこの先の彼の成長が、とても楽しみです。
どうやら一歩よりも今回の主役は彼かな。

最後に鷹村さんの戦いが始まって、いきなりのダウンに思わず一歩が叫ぶ。
そんなシーンが二つ目の台詞。このとき一歩は小橋戦で受けたダメージでぼろぼろ。
口から血しぶき上げながらの応援でした。その声援にこたえるかのような、鷹村の台詞。
相変わらずな俺様っぷりが頼もしいです。勝て!!鷹村!!

ROUND20:ショットガンの脅威
2/20(火)

鷹村:「おーい、一歩ォ!!……サンキュ。
竹村(?):「あ、梅沢さん、それ字ちがいますよ」

梅沢:「え?」

竹村:「それじゃ弟一シード。」

梅沢:「梅沢パーンチ!」
竹村:「そうそう、お前は梅沢さんと違ってバカじゃねぇし。」

梅沢:「梅沢ウルトラパーンチ!!」
観客A:「あたしの速水君殴らないでぇ!!」
なんかこの台詞の抽出だとまるでこの回がお笑いだけ
みたいに見えますが、そんなことはございません。

まず一個目は鷹村さんの去り際の一言。
見事一歩の応援でダウンから復活した鷹村は、その試合を勝利しチャンピオンベルトを手にしました。
照れくさくって一歩にちっちゃくお礼を言うシーン。
たまらないです。萌えです。こんなに鷹村に萌えたのは初めてです。
オメデトウ、鷹村。

次は一歩の進学について梅ちゃんたちと話しているシーン。
梅ちゃんの漢字の書き間違いを指摘する竹村か松本
(どっちだかわからなくなってしまった。ごめんね〜〜二人とも。)
を、梅ちゃんパンチが襲う。
一歩はこうやって所々に面白いシーンがちりばめられていて飽きさせません。さすが。

最後はおまけみたいなもんです。宮田同様、異常に女子の人気をかっさらっている速水君。
ショットガンという無敵の技を持つ彼を、一歩は果たして倒すことができるのかっ!??

ROUND21:天才攻略の道
2/27(火)

一歩:「あとひとつが…そのひとつが問題なんだよな。」

宮田:「速水…、か。やつの得意技はショットガンて連打だったな。」

一歩:「あれはぼくじゃ到底止められないよ。」

宮田:「俺なら――全部迎え撃ってやるぜ。カウンターでな。」

一歩:『相変わらずすごい自信だ…せっかくここまで来たけど、僕にはそんな自信ないや。』

宮田:「絶対勝ってみせるってぐらいの気の利いた台詞言って欲しいもんだな。」

一歩:「で・でも」

宮田:「絶対勝ちあがってこいよ。約束どおり、決勝で待ってるからな。」

一歩:「み・宮田君……」

速水:「一発はあるみたいですね。けど…当たりますかねぇ?この俺に。」

宮田:「そろそろゴングだな……。勝てよ。」
なんと宮田君が加茂川ジムにわざわざ遊びにきてくれましたvv(違うだろ)
いやいやいや、ロードワークの途中で近くまで来たから寄ったそうです。
宮田君が来ているのを発見した一歩の嬉しそうな顔といったら!!
たまらないですね。しかも駆け寄った一歩はつまづいて宮田君のおしりへダイブ。
おかげでホ●の疑いをかけられてみんなから逃げ回られるというオチ。
宮田君もさり気に身を引いてましたけど……最初のダイブの時点で、よけようと思えばよけられたのでは?
と、いらん邪推をする私は病気でしょうか。ああ、もういいです、どうせ私は腐女子です。

確かに、たまたま寄ったという感じは装っていますが、
どう考えても一歩が気になってきたとしか思えません。
けしかけ…ではないな、宮田なりの激励に来たのでしょう。
速水にビビっているであろう事は容易に想像つきますし。
案の定ビビってるな、こいつ…って感じの目線で一歩をみてから放った台詞。
『約束』という単語で、一歩の決意が固まったような気がします。

ああ、なんにしても宮田君はいつでもどこでもかっこいい。

さて、速水の余裕の台詞ですが…とうとう準決勝開始です。この余裕がどこまで続くのか!?
宮田君も遠くから応援してるぞ!がんばれ、一歩!!!

ROUND22:前へ!前へ!!
3/6(火)

一歩:『来た!!これに右フックをあわせるんだ!!』

速水:『何!?カウンターだと!?』

一歩:『いっけえぇぇぇぇぇ!!』

速水:『俺の方が先だぁぁっ!!』
一歩:『負けるものかぁぁ!!』

速水:『こんなところで…負けるわけにはいかないんだぁ!!』

一歩:「やった…勝った………やったあぁぁぁ――――!!!」

速水:「ま、期待してくださいよ。再びリングに立つときが、速水龍一の伝説の幕開けとなる、なんてネ。」

一歩:『何とか、何とか約束の場に辿り着いたよ!!宮田君。』

今回は、まさに一歩の執念勝ちです。台詞選びには苦労しました。
試合そのものが既に見所でしたね。
きれいに決まったアッパーは台詞なんて要らない迫力でした。
お互い負けるわけにはいかない、その意地と意地のぶつかり合い。

速水ですが。彼はきっと心のどっかで勝ちつづけることのプレッシャーを感じていたのでしょう。
言葉にははっきり表れていませんが、『負けるわけにはいかない』と思いつめる表情が
どことなく危なっかしかったのは事実。
負けたときに、思いっきり悔しがるのかと思えば、そうでもないといった面持ちで。
寧ろほっとしたような、張り詰めたい糸が緩んだような顔でした。
この負けは速水にとって大きな価値あるものとなったでしょう。

とうとう登りつめた新人王への道。「約束の場」で待つのは、果たして宮田か、真柴か。
今度は宮田君ががんばる番だ!!ファイトォ!宮田!!

ROUND23:もう一つの準決勝
3/13(火)

宮田:「まぁね。プレッシャーはいつもの倍感じてるよ。
でも間柴からじゃない。アイツのことを考えていたんだ。
俺のほうから一方的に押し付けた約束を、アイツは見事に果たして見せた。
たいしたやつだぜ、まったく…。今度は俺がそれに答えなきゃ。」

宮田:『ダメージ抱えてるやつに打ち負けられるかよォ… ここで引いちゃ……アイツに笑われる。』

一歩:「上下の打ち分けがすごいです。 宮田君はインファイトのコンビネーションまでモノにして…」
鷹村:「そのとおりだ。あれほどスムーズに出るとは相当練習積んだんだろうな。
誰かさんとやるためによ。」
一歩:「え」
鷹村:「ありがたく思うんだな」
一歩:「複雑な心境ですけど…」

宮田:『アイツが…』
間柴:「うぐぁ!!」
宮田:『アイツが上で…』
間柴:「うぉっ!!」
宮田:『待ってるんだ……!!!』
間柴:「ぐぁぁ…」

間柴:『くそぉ、相手が誰であろうと負けるわけにはいかねぇんだよォ!!』

さて、宮田vs間柴の準決勝開始です。宮田WEEKです。
今回から二週にわたって宮田びいきの内容となることをお許しください。

一つ目の台詞は当サイトのアイドルであるおなじみ宮田君。
試合前の意気込みを語るところです。ライバルの予想以上の成長に
自分も答えなくてはならない。「一歩」とはまぁ言わないでしょうが、
「幕の内」とも言わずに「アイツ」という表現を使うところが宮田君です。
ああかわいい。今回「アイツ」はキーワードです。

二つ目も人気絶頂のアイドル、宮田君の台詞。うまく間柴を捕らえた宮田。
「ここで引いたら」のあとまた「アイツ」の登場です。
正直宮田がここまで一歩を意識して戦っていくとは思っていませんでした。
それがあるからこそ、実力以上のふんばりも出せるのでしょうね。

三つ目はその宮田の気合を感じてか、鷹村とともに宮田の成長を感心する一歩。
複雑とか言いながらも嬉しいんだろうな、一歩は。

四つ目はすでにおなじみアイドル、宮田君の見せ場です。
そしてまたもや「アイツ」です。3段階に分けた演出。
打たれまくる間柴がいい気味です。宮田最高!!

五つ目、上で散々なやられ方をしていた間柴ですが、持ちこたえました。
単なる性格の悪い奴だとばかり思っていたのですが、どうも勝ちへの執念は
半端なものじゃない。彼には何か「負けられない理由」があるのか?
そんな風に感じさせる気迫でした。

ここで間柴に足を踏まれて宮田は思いっきりラッシュを浴びてしまい、ダウン。
このまま次週へと引っ張る。宮田、立て!!立つんだ!!!

ROUND24:約束の場所
3/20(火)

宮田:『立て…立つんだ…立つんだ。アイツは…いつだって…いつだって立ってきたじゃないか…。
俺との約束を果たすために…立ってきたんだ。それに答えないでどうする。負けるわけに…いくか…』

一歩:「大丈夫です!宮田君には一発逆転のカウンターがあります!絶対大丈夫です…」
宮田:「アイツが…待ってる…」

宮田父:「一郎…?馬鹿な、無理だってことはお前が一番よくわかっているだろうが。
これからのボクサー生命まで危うくなるかも知れんのだぞ」

宮田:「アイツが待ってるんだ。」

宮田:『…勝つんだ…』『…勝つんだ…』

間柴:「ぐぅぅ…うおぉぉ…」

宮田:『…カウンター!!』「うぉぉぉっ…!!」

間柴:「くっ…!!」

鷹村:「タイミングドンピシャ」

一歩:「入る!!」

鷹村:『ここまで這い上がってくるまで一歩の頭の中には宮田しかいなかった。
宮田がいたからこそ決勝まで生き残れたんだ。ここへ来て目標がなくなるとはな…』

宮田父:「一郎から君が顔を見せたら伝えてくれと」

一歩:「な・何か?」

宮田父:「約束が守れなくてすまなかったと。」
正直驚きでした。宮田が勝つとばかり思っていたから。決勝は絶対に一歩vs宮田だと思っていたから。

一つ目はダウンから宮田が立ち上がるときのモノローグ。すべて一歩が待つ決勝のために。見事でした。

二つ目は宮田が立ったあとの一歩の強気の一言。
手を顔の前で組んで、お祈りのポーズで「絶対大丈夫」。……あれ……それって某有名アニメの…名台詞…??

三つ目はダウンの前に鬼間柴に踏まれて痛めた足の怪我を押しての続行を求める宮田。
ボクサー生命が云々とか、そんなことより大事な目の前の試合。
「アイツ」が待ってる。ただその一言に尽きる理由。

四つ目はすでに足が使い物にならなくなってもなお、価値への執念で、気迫のオーラをまといながら間柴に迫る宮田。
最後の最後で放ったカウンターは……その思いの強さとは裏腹に…届きませんでした。

五つ目は試合後の鷹村の懸念。宮田だけが目標だった一歩。
宮田の敗北に予想以上の落ち込みを見せた一歩。
先輩として、心配でしょうがないといったところ。

六つ目、倒れた宮田が心配で医務室へ向かった一歩に一郎からの伝言を伝えるシーン。
最後に閉まりかけた扉から見えた宮田の痛ましい姿が、余計やりきれなさを誘います。
このあと、言葉にできない怒りを、一歩は目の前にある自販機にぶつけ…壊してしまいます。

今回台詞の抽出多すぎやしないか、という感じですが、これでも少ないぐらいです。
ある意味全部書き起こしたいぐらいの気分です。
一歩とおんなじように、宮田の敗北にはものすごいショックを受けました。
間柴が憎くて憎くてたまりません。勝負の世界とはいうけれど、
感情とはなかなかうまくつながらないもの。敵討ちめいた決勝になってしまうのでしょうか。それとも……。
次週は「それぞれの想い」。一歩はどんな気持ちで最終戦に望むのか。待ち遠しいです。

ROUND25:それぞれの想い
3/27(火)

久美:「兄のこと、悪く言うのやめてください。」

一歩:『どうかしていた…一番危険な人に相談してしまうなんて…
この人たちにかかっちゃどんな悲劇も喜劇にされてしまう…。』

間柴:「お前は…何の心配もいらない…
金のことも、生活のことも、学校のことも…何も心配いらない。」

久美:『進学のこととか、生活のこととか、そういうんじゃない。
私のために、お兄ちゃんがつらい思いしてるのが耐えられないよ…
お仕事して、練習して、試合でもっと痛い思いして…
いつかお兄ちゃん、疲れちゃうよ……』

一歩『でも試合とは別の話だ。ぼくは宮田君のあの姿が忘れられない。
絶対、絶対負けるわけにはいかないよ!!!』

宮田という目標を失って、やりきれなさを何処にぶつけていいのか分からない一歩。
そこへきて、なんと憧れのパン屋の女の子がにっくき間柴の妹だということが判明。
それが分かったシーンからの台詞抜粋です。ショックですよね…。
しかしそれを鷹村さんに相談したのはまずかった。
次の日木村さん青木さんにはばればれで、からかわれる始末。
でもそれでいくらか吹っ切れた部分もあるのではないかと、私は思いました。
そんな鷹村さんの兄心にほろっときます。
……いや、単に面白がってるだけなんだろうけど。実際のところ。

続いて間柴兄妹。この人たち、めっちゃ苦しい生活してたんですねぇ…。
間柴はすごく妹思いなんだなぁ、と分かる台詞です。そして妹は妹で兄の心配ばかりしている。
なんて美しい兄妹愛!!……これで間柴が悪人面じゃなかったらねぇ…
納得できるのにねぇ…。本当にあの2人、血がつながっているのでしょうか…。

一歩の決意が固まりました。次回、いよいよ決勝戦の幕が開く!!

ROUND26:距離の攻防
4/3(火)

一歩:『だけど何で…』

間柴:『ふん。貝みたいにガード固めて、そんなもんがいつまで持つかよ』

一歩:『こんなに強いのに何で…』

間柴:「ぬっ!?」

一歩:『何で宮田君にあんな卑怯な真似したんだ…っ!!!』

間柴:「フッ、フハハハハハハ…破壊力か…確かにいいもん持ってらぁ。
だがそれがやつに地獄を見せる。奴はてめぇの強打で自滅するのさ…」

間柴:「ずいぶんといい音がしたじゃねぇか…」

東日本新人王戦決勝開始。間柴のリーチの長さに戸惑い、出遅れる一歩。
その強さに圧倒されながらも、一歩は確実に自分のボクシングへと持っていく。
宮田に対し、卑怯な手を使った間柴に対する、怒り。
間柴の強さを認めるからこそ、それが許せない。
そんな気持ちの現れた台詞です。かなりレベルの戦いとなってきました。
一歩が優勢になったかと思いきや、もう一方が逆転。
見てるほうはほんとにはらはらしっぱなしです。久美ちゃんの気持ちもわかりますねぇ。

一歩の右を封じるために、間柴はエルボーブロックを仕掛けてきました。
この台詞、ものすごっっく恐ろしい感じです。まるで悪の帝王です。

一歩の右が食い込む音が、なんとも痛ましい。

前から注目(?中耳?)はしていましたが、はじめの一歩は、すごく効果音がいいです。
SEというやつですね。走る音やこぶしを振り切る音、とにかくシャープで切れる音。
なるべくヘッドホン等で音を大きめにして聞いていただけると、より臨場感がUPしていいと思います。

もちろん、効果音だけでなく、BGMもかっこよいし、何より声優さんチョイスがナイス。
音響さんの力がすごいのでしょうか…。
こんなにうまい人たち、味のある人たちが集まったアニメって最近ないような気がします。

なんて、ちょっと本編とは関係ないことをたまには語ってみたり。
一歩はこの危機、どう乗り切る!??

ROUND27:死闘
4/10(火)

一歩:『これしか…やっぱりこれしかない…勝てると信じてこればっか練習してきたんだ。
このやり方しか、僕にはないんだ!!!』

間柴:『バカの一つ覚えが…望みどおりそのこぶし、こなごなにしてやるぜ』

間柴:「負けられねぇ…こんな…ところで…」

久美:『お兄ちゃん』

間柴:「負けられねぇんだ!!!」

一歩:『そんなんで…そんなんでこの人に勝てるわけないじゃないかぁ――!!』

正に意地と意地のぶつかり合い、といったところでしょうか。

一歩は、自らのこぶしに返ってくる痛みすらも吹き飛ばし、自分の信じる 道をひた走る。

間柴は間柴で、一歩の強打に相当のダメージを受けているにもかかわらず、ひるまない。
すべては妹のため……。「こんなところで負けられない」気持ちの強さ。

間柴の執念の一発をくらいながらも、あきらめずに立ち上がる一歩。
いよいよ、いよいよ勝敗の決する時が…きた!!

ROUND28:勝敗
4/17(火)


一歩の勝利は勝利なのですが…
ビデオ撮り失敗により、何の感想もかけません…とにかくおめでとう、一歩…。


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