ROUND41:ゲロ道の戦い ただでさえ芸風が似てきて4バカになりかかっているのに…っ』 木村:「カメラさえなければ亡き者にしてくれるところだーーー!!」 一歩:『不器用だからかっこ悪くてもがむしゃらにやるしかないんだ! そう言う人の気持ちがわかって笑ってるんですか!?』 木村:「しばらく感激に浸ってな。」 山田君のプロ試験&新キャラ登場の回。あと4バカ?(笑) 前半はジムにテレビ取材がきて、先輩方のあほっぷりが炸裂。 ヤヤ一歩も傾いてきたようで、4バカ結成かもしれません。 しかし取材にきたアイドルのコ、ゆっさゆっさ揺れてましたね…スパーリングのとき…(笑)。 このときの木村さんの恨み言がかなり怖くて印象に残りました(^_^;)。 その番組インタビューで、一歩と同じく伊達に挑戦をたたきつけたもう一人のライバル。 ロシアからきたと言うヴォルフ・ザンギエフ君。これまたベテランの森川さんのお声でしたが、 なかなか凛々しい色男です。一歩とはどういった戦いを見せるのか。今から楽しみだったり。 後半は山田君。客席で野次を飛ばす連中に対して、心の中で反発する一歩。 あれが声に出せれば完璧ですよねぇ。最後は頼もしい先輩方が助けてくれて、一件落着。 山田君も見事なダウンをとって、無事試験終了&合格。 それを見てさり気につぶやいた木村さんの台詞がまた。先輩らしさむんむんですよ。 数行上の台詞と同一人物が発したとは思えません…(^_^;)。 最後のシーンで一歩のお母さんが疲労でついにダウン。一ヶ月も入院てよっぽどでしょう。 一歩にとってのつらい選択が目の前に立ちはだかりました。 孝行息子としては、母親を取るのでしょうが…。どう見せてくれるかが楽しみです。 |
ROUND42:夢への共感 一歩:『仕事とボクシングの両立、無理があるんだ。限界が見えてるよ。 だったらどっちかをとるしかない。仕事か、ボクシングか――』 『迷う必要なんかないじゃないか!母さんを2度とあんな目にあわせるものか! 僕が母さんを助けていくんだ!』 一歩:『十分じゃない…強いって何なのか知りたくて、ボクシングを始めたんだ。知ってるかもしれないんだ。 あの人と戦えば、答えがわかるかもしれないんだ。やっぱり、ボクシングは――』 一歩:『僕が甘かった…元気になって退院しても、母さんは無理するに決まってる… 僕がボクシングを続ける限り。僕のために!!』 『母さんには2度と無理させない…絶対。プロじゃなくてもボクシングは趣味で続けられる。 それでいいんだ、それで。』 梅沢:「おせぇじゃねぇか。荷物はこれで最後だぜ。」 一歩:「来ないと思ってた。ごめんなさい!僕、梅沢君もう来ないと思ってた。」 梅沢:「…漫画ができたら、真っ先におまえに見せるよ。絶対面白いって言わせて見せるぜ。」 一歩:『…うん……うん。』 鷹村:「ち。にやついてたと思ったら。」 一歩:「ううっ…ごめんなさい…僕…」 『帰ってきた。帰ってきたんだ。帰ってきたんだ!』 お母さんが倒れて、釣り船屋を運営しながら練習を積む一歩。 お母さんのことは自分のせいだと負い目を感じているので、 「孝行息子」と誉められても自嘲の笑みを見せる一歩でした。 ボクシングを取るか、母を取るか、二つに一つ。つらい決断を迫られ、迷わず母を選ぶつもりが、 あのリング上で感じた熱い思いを忘れられない。 こんなにも、こんなにも一歩の中で占めるボクシングの位置が高まっている。 それでも無理しようとする母を目の当たりにして、完全にボクシングをあきらめる決意をしたところで、 梅ちゃんが久々に登場。うわさを聞きつけて是非とも自分に手伝わせてほしいといってきてくれました。 また、一歩の決意が揺らいでしまいます。しかし梅ちゃん、だいぶ老けましたか。 仕事のせいでしょうかねぇ…。まさかこんなところで救いの手が差し伸べられるとは思ってもいませんでした。 なかなかに重要キャラだったんですね、梅沢君は。しかも漫画家になりたいという夢まで持って。 目指すものこそ違えど、ともに夢を追い求めるもの同士、通じ合うものがあったのかもしれません。 むしろ、夢を追いかけるものを見て、また自分も夢を追ってみようという気持ちを起こさせるのも事実。 多分、一歩に引っ張られる形で梅沢君も決意をしたんでしょう。自分のふがいなさ、 また逃げようとした自分の情けなさ。ここでふんばれるか否かで、かなり人生変わってくるんですよね。 良くぞ決心した。梅ちゃん、君はすごくかっこいいぞ。そして一歩、いい友達を持ったね。 ジムに戻ってきた一歩を温かく迎えてくれた先輩・後輩たち。思わず泣いてしまうほど、 その嬉しさは身にしみて感じられたのだと思います。「帰ってきた」の言葉は、すごく胸にきました。 がんばれ、一歩。 |
ROUND43:THE SPEED STAR 梅沢:「ダウンすんじゃね〜ぞぉ。店のCMになんねぇからな。」 一歩:「二人ともどうもありがとう。何もお礼できないけど、今度の試合がんばるから。」 梅沢:「なんだよ。KOするぐらい言いやがれ」 一歩:『僕の練習量が少ないのを心配してくれたんだろうな。今回のことで、みんなが心配してくれて…』 一歩:「がんばるから。今度の試合、精一杯がんばるから。 佐伯さんは強敵だからKOなんて言えないけど、だけど絶対勝って見せるから!」 佐伯:「思いっきり打ってくれよ、思いっきり。」 梅沢:「ハイ、チーズ!あーーーーー!!」 一歩:「一体どこ押したらそうなるの…?」 佐伯:『ぞくぞく来るぜ…これだよ、この感じがたまらねぇ。』 一歩のお母さん、退院です。ほんとうにおめでとう。 そして、一歩からお母さんへ退院祝いの花束プレゼント。 そしてそして、梅ちゃんからはシューズ、お母さんからはトランクスのプレゼントが。 ここで、釣り舟幕の内の看板を背負って戦う一歩が生まれたわけです。 今までは、自分のために、自分で強いってことを知るためにだけボクシングをやってきたけれど、 それは大切な人たちの支えがあってはじめて目指せる道だと自覚したんですね。 それが分かっているのといないのとではぜんぜん違ってくると思います。 負けられない理由。暖かい家族、友人のために。一歩の新たな一歩です。 A級トーナメント開始。佐伯の挑発を受けながら、苦戦する一歩。 練習量が足りないことのプレッシャーが重くのしかかります。 そんなとき、梅沢の存在が大きく影響しました。試合前のぴりぴりとした空気も変えてくれたし、 (このとき写真を撮ろうとしてなぜかフィルムがボーンと飛び出してきたんです。台詞はそのシーン。) 必至で応援もしてくれるし。ほんとに良かったね、一歩。 さあ!佐伯のスピードに一歩はどう立ち向かうのか?? |
ROUND44:リングの死角 会長:「過去形にするな。まだ試合は4R残っておる。」 一歩:「あ、はい。」 会長:「一発だけ!これならどうじゃ!」 一歩:「え?」 会長:「4Rの間、一発だけでいい。貴様をリングに戻してくれた人間たちが 納得するパンチを、一発だけでいいから当ててこい。」 一歩:『危なかった。店の看板踏みつけるところだった。 梅沢君が、母さんが僕をリングに戻してくれたんだ。絶対勝つって約束したんだ。 このままじゃ終われない。みんなが納得してくれるパンチを一発だけでも当てるんだ!』 一歩:『姿は見えなくても…いるはずなんだ…ここにぃぃぃ!!!』 会長:「当ておった!!」 伊達:「肉体的なダメ−ジで鈍ったんじゃない。恐怖ですくんだんだ。」 一歩:「今日の試合はすごく実感できたんだ。本当にたくさんの人に支えられて 僕はボクシングをやってるって。だから、ありがとね梅沢君。」 梅沢:『なんだいそれ…そんなこと気にしてたのかよ…』 梅沢:「なぁ、なんちゅうか…なんて言えばいいかわかんねぇな、こんなとき。 あ、でも、なんだ、やっぱ…おめでとう、かな。」 一歩:「うん、ありがとう!」 やはり佐伯のスピード・テンポは一歩には追いきれず。 フリッカーまで出してきて一歩の右目は完全に腫れ上がって見えなくなってしまいます。 ここで会長からのアドバイス。一発にかけろと言う勝負に出ました。一歩の場合、 その一発が尋常じゃないですから。当てたらダウン――と言うのも計算の上だと思います。 でも、リングへ戻してくれたみんなのために。一発を。 そういう目標を立てさせることで気持ちを前へ持っていく。 セコンドってこういう仕事をするためにもいるわけですね。改めて尊敬。鴨川会長! それでも佐伯のパンチに押される一歩。でも踏みとどまれたのは トランクスの「釣り舟幕の内」のおかげ。絶対に踏みつけない。ダウンしない。効果てきめんでした。 リズムを読んで、佐伯を見事猛打で静めた一歩。 見えてないのに当てるなんて。よっぽどのリズム感がないとダメだと思うんですけど。 その割に木村さんとの練習ではへっぽこダンス披露していましたが。 やはりボクシングの試合中の集中力がなせた技だったんでしょうか。 最後に、梅沢君とのほのぼのツーショットで幕は閉じます。 なんだかラブラブですね。参ったねこりゃ(^_^;)。 一歩はたくさんの苦労も背負っているけれど、 普通じゃ手に入らないような素敵な仲間、家族、先輩を持って幸せものだなって思います。 |