◆アニメ名言集◆
    第5局〜第20局
    第21局〜第30局
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   第41局〜第50局
5月8日放映 第30局 緒方vs本因坊

ヒカル:「1000年!」


タイトルが本因坊戦なのに、実はメインはヒカル(佐為)vs門脇ではなかったでしょーか。久々に佐為が勝負いたしました。嬉しそうな佐為の表情がたまりませんね。門脇もかなりむなしいキャラでしたが。佐為の前にあっさり敗れたとはいえ、かなり強かったんではないかしら。ここで門脇が諦めてくれていなければ、またプロ試験も様相が変わっていたでしょうね。……っと、これはアニメではこれからのお話。台詞は門脇に碁歴を問われて答えたもの。佐為と一緒に親指立てて、ビシッと決めてくれました。

そして、桑原さんと緒方っちの勝負の行方ですが。さすが桑原、やってくれます。あの緒方先生を心理作戦でうまく操り、勝負を自分のものにした。伊達に長生きしてませんよ、本因坊のじーちゃんは(笑)。

今回も比較的作画安定の回でした。このままのレベルを保っていただけると、大変ありがたいです。プロ試験もいよいよ始まることですしね。伊角、伊角の見せ場じゃ!!!かっこ良く描かなかったら抗議のはがき書いてやる!(ウソウソ)

いよいよプロ試験ですね。ヒカルの目指すプロの道に、もう少しで手が届く。頑張れ、ヒカル!
5月1日放映 第29局 桑原本因坊

ヒカル:「でもオレ、昨日1日で強くなったよ。もっと強くなりたい、 もっと打ちたい。昨日みたいな対戦をもっと、もっと。もっと強くなれる。オレは―――」


ヒカルの若獅子戦は最終的に6目半の負け。ですが、ヒカル自身は、 自分の碁に自信を持つきっかけとなった、大事な一戦だったようです。 プロ相手にあれだけ打てたわけで。その強さの実感、更に上へ登りつめたい という向上心あふれる台詞が、今回のピックアップ。

アキラと緒方の絡みもまた見所でしたね。 ヒカルの対局を途中からしか見ることのできなかった塔矢。 結果はヒカルの負けではあったのですが、その負け方に疑問を持った塔矢でした。さすが天才児。緒方さんも意地悪ですよね。もったいつけちゃってまぁ。 そしてヒカルが気になってしょうがない塔矢アキラもまた、素敵でした。

今回の作画がえらい綺麗だったのに驚きました。どうしたんでしょ。 もうへたれで行くのかと思っていた矢先でしたので、 嬉しかったです。このレベルが毎回ならいいのになぁ。

さて、表題の桑原本因坊なんですが。え?最後にちょっと出ただけじゃない(笑)。タイトルにするべきだったのでしょうか、この人を。まぁ あのじーさん、只者じゃありませんしね(ニヤリ)。
4月24日放映 第28局 若獅子戦

佐為:「盤があいた。さぁ、我々も打とうではありませんか! ……この身のないのがつらい……」


いよいよ、若獅子戦開幕です。なんとか院生16位にくいこんだ ヒカルは、塔矢と戦える場まで、登ってきたわけです。 まだ、プロという立場ではないにせよ。

ぴりぴりとした空位が漂う中、それぞれの戦いの火蓋が切って落とされました。ヒカルの凛々しい姿を見て、佐為はまだまだこの子は伸びる、と 温かく見守る一方で……自分こそが打ちたくてたまらない、そんな気持ちを 募らせます。ヒカルの手合いを観戦している緒方に向かって、発した台詞 が今回のものです。やるせないですね。届かぬ声、届かぬ思い。 碁を、神の一手を打ちたくて、残留思念になってまでこの世に留まっている 彼なのに、思うように碁は打てない。成長して行くヒカルの一方で、 どうしても佐為は時が止まったような、そんな立場に見えてしまいます。

さて、ヒカルの才気あふれる打ち筋が展開する一方で、院生1位の伊角vs プロ真柴の戦いもギャラリーを従えながら白熱していました。 真柴のいやみったらしさを、冷静に受け、終始伊角の碁で圧倒。 ざまみろ真柴よ、そんな奈瀬の台詞はまさにみんなの思っていた言葉でしょう(笑)。負け惜しみのような暴言をはいた真柴に向かって、殴りかかっていった和谷、かっこよかったぞー。もう、ありゃはらわた煮え繰り返るよな。 むっかつくぅ、真柴!……しかし事実は事実だから、余計こたえますね……。 いつまでも院生1位でいたってしょうがない。プロにならなくちゃ意味がない。

さてさて、ヒカルのライバル、アキラさんは。 あっというまに本田を負かして、ヒカルの盤面を観戦に立ちあがりました。 ヒカルなんて、といっている割に気にしまくっている彼も、 かなり可愛いキャラです。あ、本田といえば。岸本とダブルキャストさんですねぇ。カッコよすぎだよ、あの声(爆笑)。
4月17日放映 第27局 時々戻りたい場所

あかり:「ヒカル……もう、来ないで。」


若獅子戦も目前にして、再び葉瀬中にも春がやってきました。筒井さんも加賀も卒業しちゃいましたねェ。寂しくなりますな。そうは言っても、春は 出会いの季節でもあるわけで。

囲碁部が気になってしょうがないヒカルは、理科室を覗きに行きました。 そこにいたのはあかりたち3人きり。なんとも寂しげな囲碁部を 元気付けようと、ヒカルはちょっと自分が相手してやると、 理科室へ入ろうとして、あかりに止められてしまいました。 そのときの台詞が、今回のものです。 冷たい台詞のようですが、三谷のことを考えた、すごくイイ台詞なのではないかと。

それでも無理やり入り込んで打ち始めてしまったヒカル。そこへ タイミング悪く三谷が理科室へ来てしまいます。 ノートとりに来ただけ、という言い訳でしたが、実はその日の理科は 先生がお休みでなかったはず。つまり、三谷自身囲碁部が気になっていた わけです。もう2度と来るか、という気持ちだった三谷でしたが、 ひょんなことから、理科室の戸棚に見つけた、自分の名前の入った 対戦記録表を発見し、再び部活に顔を出してくれるようになったのでした。

なんてったってあかりちゃんでしょう。気の効かないヒカルと違って、 ほんとに友達の気持ちも考えられる、いい子です。 ヒカルにはもったいないなァ(^_^;) 新入生の小池君も入ってきて、金子さんもやる気満々で。 囲碁部にも春がようやっとやってきたようです。 三谷と金子の掛け合いも、絶妙で面白いですよね。 さあ、囲碁部も頑張ります。そしてヒカルも、プロへの道へ!!
4月10日放映 第25・26局 突きつけられた佐為の刃 ヒカル最大の壁

ヒカル:「オレ!すぐ1組に上がります!1組の16位!若獅子戦に出たいんです!てゆーか出なくちゃいけないんだ!でなきゃ打倒塔矢アキラなんてもう言えない!若獅子戦に出て、アイツに見せつけなきゃ!オレは、お前のすぐ後ろまで来てるって!」


今回は春の番組改変期あわせで、テニプリと一緒に一挙2時間のスペシャル 放映でした。たっぷり一時間分、ヒカルの試練を乗り越える様が描かれましたね。

だんだんと塔矢に近づいているんだという実感を感じながらも、 一刻も早く塔矢と対決したい思いでいっぱいのヒカル。 台詞は、和谷に森下九段の勉強会に連れて行ってもらったときに発した 打倒塔矢アキラの宣言です。若獅子戦に出るには、1組16位にはいらねば ならない。普通、人間て、相手とあまりにも大きな差があったとして、 まず諦めてしまうことがほとんどかと。 ヒカルは、こんなところが強いなって思います。

意気込んだはいいものの、負けが込んで自分の力が信じられなくなってしまったヒカルでした。佐為は、それは自分のせいだと言う。 初めてのヒカルにとっての壁、ですね。ある程度物事を極めてくると、 先になかなか進めなくなるときって、あるんです。 ヒカルはとくに、佐為という名手に教わっていて、そのうち筋の切れに、 だんだんと恐怖を感じるようになってきた。返していえば、それだけ 実力が上がって、佐為の強さがわかってきたということになります。

それでも、とヒカルは踏ん張って、すべてはアキラと戦うために。 必死の思いで、そのぎりぎりの部分での闘いに挑む強さを身につけました。 念願の1組へ。そして、16位へ。一度駆け上った階段は、とんとんと 上を開けてくれました。目覚しい成長です。なんだか私から見れば、 うまくいきすぎじゃん?ともヒカルの努力の賜物だ、ともとれまして、 非常に微妙ですが。とにかく、ヒカルおめでとう。
3月27日放映 第24局 王座VSアキラ

アキラ:「見せてやる、僕の一手一手を!」


塔矢とヒカルの再会は、言葉も交わさぬ一瞬の出来事でしたが、 両者に更にたぎるライバル心を起こさせたようです。 特にアキラは、意地でも進藤に追いつかせはしないという 決意の表情に変化。少々だれ気味だった精神が、引き締まった感じです。

そんな中で、塔矢と王座の対局が行われました。 この対局は棋譜が残る。つまりは進藤も目にする。 そのために、進藤に見せつけるための碁を終始打ちきったアキラでした。 攻めて攻めて、攻める碁。さあ、追いつけるか進藤。 その気持ちをこめたセリフです。まさに一手一手に 力がこもっています。

その対局の様子を別室で見守るヒカルたち。 いつになく強気のアキラの打ち方に、ヒカルは敏感に自分への 挑戦状を受け取っていました。この二人、本当に典型的なライバルだよな。 しかし佐為の言葉もまた、しっくりときますね。 ヒカルと出会うことで、本来後ろなど振り向かずに突き進んでいたはずのアキラが、ヒカルを引き上げるようにしながら、ゆっくりと歩を進めている。 まるで、神が天才ヒカルのためにアキラを用意したかのように……。 王座との対局はアキラの惜敗とはいえ、十分に立派な戦いでした。 プロとして、力強い一歩が踏み出されたようです。

伊角と和谷、相変わらず仲良しさんですね。和谷の幽玄の間へ行く?と言う問いかけに対し、来年行くさと一言答えた伊角。ああああああああ(爆)。染みるセリフです。しみじみと……かみ締めたくなるセリフです……。まあ原作どおりでなによりですね。特にアニメオリジナルの部分はあまりないですね。ヒカ碁の場合。次回はどうやらテニプリと合わせて2時間スペシャルの模様です。
3月20日放映 第23局 幽玄の間

アキラ:「笑っちゃいますよ。彼程度の腕で僕を追うですって?なら僕は彼なんかには手の届かない、ずっと遠いところまで行ってやります。近づけさせません!」


院生として本格的にプロを目指す道に乗ったヒカル。それでも、 院生だってプロ予備軍。なかなか白星を挙げられないヒカルでしたが、 それでも日々着々と力をつけてきています。プロ試験でプロになれるのは たったの3人。厳しく、狭き門です。そこでヒカルと話す和谷の 背後から、伊角さん登場。うっわ、クラ!!暗い!!あんなに実感の こもった「受かりたいよ」が聞けるとは思ってもみませんでした。 すごいです。なんて先々を案じさせる……(冷や汗)。 その後の台詞もかなり暗くて寒いんですが、もう声すらもフェードアウトで……ああ、伊角……。

さて、一方プロ試験をクリアした塔矢アキラさんは、ヒカルがライバルでは なかったという落胆から、碁にも身が入らぬ様子。そんなとき、 緒方さんに煽られて、(て言うかあれくどいてるんじゃ……(^_^;)「明日時間あるかな」)棋院へ足を運び、院生になっていたヒカルを目の当たりにしました。もちろん、そんなヒカルの呼びとめる声に足も止めず、その場は去りましたが、アキラははっきりと目の色が変わったようです。 緒方さんに対して、上の台詞をはきつつも、エンジンがかかった様がありありと。凛々しく言い放った「近づけさせません!」にくらっときた方々も多いはず。

そして、若獅子戦が始まります。プロ(上段者)と新人棋士が戦う、 いわば激励試合のような手合いです。これが行なわれるのは 特別な部屋で、幽玄の間といいます。プロでも、普段の対局は 院生が勉強している部屋で行なうのですが、タイトル戦などの 大手合いのみ、この格式ある部屋で行なわれるのです。 この部屋の空気に武者震いを起こす佐為。 やはり、高みを目指すものにとっては、特別な場の空気が読める ものなのでしょうか。まだまだヒカルは、そこまでのレベルに 達していないようです。

越智君が今回初登場ですか。画面には出ていたかもしれませんが、 台詞は初ですよね。松岡さんですよ。まーー大御所!! 生意気な小学6年生をきっとうまく演じてくださるかと。
3月13日放映 第22局 院生試験

ヒカル:「本当さぁ!アイツは俺の、俺はアイツのライバル!」


いよいよ院生試験が始まって、ヒカルはこれ以上ないほどの集中力で 試験官の先生へ挑みます。もちろん先生はプロ。ですからヒカルが敵うはずもなく……。結局勝ち負けは合否に関係ないと知って、安堵するヒカルと佐為でした。先生はヒカルの棋譜が初めての3面打ちと知り、その場で合格を出してくれました。

さて、いよいよ院生としてのヒカルの碁がスタート。 「塔矢アキラは自分のライバル」宣言をしてしまい、院生の目線にさらされる ヒカル。それでも、自分は塔矢を追うんだという当初の目的のため、 必死で院生との対局に挑んで行きます。 そんな中、和谷と伊角に特に気にかけられ、質問攻めにあうヒカル。 本当にその実力で、塔矢のライバルなのか。当然の疑問でもあります。 そこで答えたヒカルの台詞。今回の台詞です。強がってはいますが、 これこそが本編最大のテーマですよ。そう、ヒカルとアキラはライバルなのです!今でこそ差はあれ、その差を縮めるために、今ヒカルはここまで 上ってきたのですから。

しかしその誓いも揺らぐ事実が、ヒカルを打ちのめしました。 ブラックコーヒーの岸本、です。岸本は強い、漠然とした認識で あったけれど、そう思っていたヒカルは、その岸本でさえ1年半ほど しかいられなかった院生という戦場で勝ちぬくことができるのか。 不安に襲われてしまいます。 このシーンのための、ブラックコーヒー岸本の伏線だったのですね。 院生でさえ、今の君では無理。そんな重い言葉がよみがえります。 岸本は、院生と言う荒波に負けてしまった一人でした。 果たして、ヒカルは。

今回は伊角さんがたくさん、たくさん出ていてハッピーvvでした(笑)。 作画はなんだか、原作に近いですね。しょぼい頃の伊角ですね(^_^;) 見事見事。さて、伊角突っ込みしていいですか?いいですね?(ぉ。 塔矢が自分を追っかけて囲碁部に入った、という事実を暴露してしまった ヒカルを前に、呆然とする院生たちの中、伊角さんたった一人だけが 挨拶をしてきたヒカルの母に会釈をかましていました。さすが! さすが院生のお父さん! そして、岸本のことを思い出したときの、和谷との会話。 最後の最後で、「とりあえず中学生には見えないよなァ」 というかなり辛辣な毒を吐いていた伊角さん、あなたに乾杯! もう最高です。アニメオリジナルの部分でこんなに楽しんでるの、 多分私ぐらいです。わっはっはっは。申し訳ありません(^_^;)
3月6日放映 第21局 葉瀬中囲碁部

三谷:「……負けました……


院生はアマの大会に出られない。その事実を思い知り、困惑するヒカルと、 猛反対する三谷。どちらの思いもまっすぐで、見ていてとても痛々しい場面でした。そこへたまたま加賀が乱入。ヒカルの院生発言で固まっている理科室 を、あっというまに加賀色に染めてしまいました。 院生になりたい。塔矢を目指したい。でも囲碁部で果たしたかった夢もある。 そんなヒカルの背中を押すように、 加賀らしい強引さで三谷をなんとかなだめ、3面打ちを提案します。

結果は、ヒカルが2勝。三谷は6目半の負け。いつのまにか ヒカルが先を歩いてしまっていた事に愕然とすると同時に、 盛り上げてきた気持ちの行き場を失って、言葉がなかなか出てこない三谷。 それでも、搾り出した言葉が今回の台詞です。 小さくて、ヒカル本人にも聞こえないものでしたが、あれが彼にとっての 精一杯の「いってこい」の気持ちだったのではないでしょうか。 今にも泣きそうな三谷が健気です。しかしヒカル、実力を確かに身につけた ようですね。加賀も頼もしそうに見守っていました。 ヒカルが囲碁部を辞めたとしても、碁をやめるわけじゃない。あかりの 台詞も、捨てがたい名台詞でありましたね。

さあ、後半ではヒカルがいよいよ院生試験をうけに日本棋院へ向かいます。 そこで和谷とすれ違うヒカル。とりあえずヒカルの試験は置いときまして!(爆)我らが(て言うか私の)伊角が初登場!!!伊角!伊角!伊角! もう伊角!伊角しか見えない!(冗談ですが) お声は今各所で大活躍中の鈴村健一さん。素敵伊角です……。 思った以上に低めに演じてらして私としては嬉しかったです。 まだまだ台詞は少しなので、これからの活躍に期待したいです。

しかし今回の作画は……何やら危なっかしくなかったですか?私だけですか?そう感じたのは。顔面UPは何とか見られたのですが、その他のシーンが やばめだったような気がします。怖かったです、伊角崩されそうで(苦笑)。 さあさあ、ヒカルは院生試験をどう乗りきるのか?(これはネタばれですか?しかし今後伊角も和谷もでるようなことをすでに言ってしまっているのでおのずと結果は予想が……もごもご)


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